2015/08/23

秋からのディベート生活に新習慣!

夏ももうすぐおわり秋がやってきますね。寂しいです。
もうちょっとひまわりと戯れ、花火とスイカを満喫したかったものです。
この間某大型服飾店に行ったら厚地のセーターがもう売られていて早すぎだろ!って一人でツッコミをいれていたブログ担当の大原です。

一年生の皆さんは夏の一大イベントの銀杏杯お疲れ様でした!そして二年生以上は銀杏杯に向けての後輩指導お疲れ様でした!!
このブログを引き継いでからはやいことで6ヶ月目に突入しようとしていますが、もっと幅広い人に読んでもらいたいという気持ちを込めて、今日はJPDUブログとはなにか、そしてなぜ電車に乗っている時や学校の休み時間にパズドラやツムツムをせずに迷わずブログを読むべきか、ブログの魅力を“ディベーターらしく”私たちブログ担当がお伝えしていきたいと思います!

JPDUブログとはJPDUのブログです。内容はもちろんディベートに関することが主ですが、その中でも内容は多岐にわたっています。例えばディベーターがよく直面する悩みについて、大会の結果報告、色々な大学の練習の取材、様々なトピックを設定して色々なディベーターに直撃取材などなど。ディベートをしている皆さんはもちろん、これからディベートを始めたいと思っている方へも読んでもらいという思いを込め、ブログ担当二人で月一回会議を行い、季節や時期に合わせてどんな内容を書くか数時間かけて話し合っています。たまに会議が終わって気づくと朝の3時になっていることもありますが充実の日々です笑
一年生にも二年生にも三年生にも四年生にも読んでもらえるような記事にするよう頑張っています!

ではここからは私たちそれぞれが魅力を語っていきたいと思います。

〜大原バージョン〜
1, 悩みの糸口が見つかる!
→ディベートをやっていると色々な悩みにぶち当たることがあります。どうしよう?どうすればいいんだろう?恥ずかしいし…気軽に同期や先輩に相談できないことってありますよね。でもその悩み、悩んでいるのはあなただけじゃないかも。意外と同じような悩みを抱えている人はいるんです。最近伸び悩んでるけどどうやってモチベーション保てばいいんだろう?勉強やバイト、他のサークルとどうやって両立すればいいんだろう?そんな悩みや疑問にお答えします!

2, サークルのコツ
→サークル運営って難しいですよね。後輩の指導に自分たちの練習。限られた時間内で大会の練習をしつつ、レクチャーをしたり、インプットとアウトプットのバランスとったり。他の大学ではどうやって練習してるんだろう?先輩たちはどういうことに気をつけてサークルの練習をまわしていたんだろう?そんな情報が盛りだくさんです!

3, 練習のコツ
→サークルの練習は行ってるけど、大会前とかもっと練習したいなーって思ったり、試験期間でちょっとブランクができちゃったから家で練習してウォームアップしたいなって思ったりすることありますよね。でもいざ自分で何かしようと思ってもなにから手をつければいいのかわかったり、一人で練習するって言っても何ができるんだろうって考えちゃったり。そんな疑問にもブログは答えを用意します!

4, ディベート生活の送り方がわかる
→ディベートばっかりしてるけどこれでいいんだろうか?ディベート中心の生活でもいいのかな?わたしの大学生活これでいいのかな?そんな風に考えてしまうこともディベートにどっぷりはまってしまうときっとあると思います笑
そんなとき先輩たちはどんな風にディベート生活を送っていたのか、ブログを読めばわかるのです!

5, 大会の魅力がわかる
→たくさん大会があるけどどれに出よう。全部出たいけど選べないよ!こんなこともきっとよくあると思います。ブログでは様々な大会に参加した人にインタビューをしたり、大会についての記事をお願いしています。一年生だけど上級生大会出ていいのかな?そんな疑問にもお答えします!

6, 色々な携わり方がわかる!
→ディベートってディベーターとジャッジだけかあ、ディベートはやりたいけど他の携わり方ないのかな?あるんです!大会には大会を運営している人たちがいます。これも立派なディベートへの携わり方。これらの仕事内容、魅力、醍醐味もブログではピックアップしています。

私自身ツムツムが大好きで暇さえあればハートがなくなるまでツムツムしています。楽しいです。否めないです。ツムツムやればディベートの悩みはしばらくは忘れられるかもしれませんが、また悩みはやってきます笑
短期的解決にしかならない一方、ブログを読めば長期的にためになる情報、悩みへの解決の糸口が見つかるかもしれません!ゆえに、みなさん時間があれば是非JPDUのブログを読んでくださいヾ(*´∀`*)
ちなみに毎週日曜日の更新を目指して頑張っています!



〜吉井バージョン〜

相方大原が既に言いたいことを書き切ってしまったと読みながらひしひしと感じていますが、気分的にはBPのクロージングに立った勢いで僕なりに魅力を伝えられればと思います。笑

1.新しい観点を知ることができる
 定期的に取り上げていることですが、いろいろな大学にお邪魔し、その練習会の様子や普段の練習内容などを取り上げています。自大学の練習内容に悩んでいたり、もっと楽しくするにはどうしたらいいんだろうと苦悩する上級生の方々にも、他大学の練習内容を知っていただければ色んな角度から練習方法を見ることができると思います!

2.ディベート界の側面を知れる
 ディベートをするだけがディベート界の魅力じゃない!大会運営だってとっても楽しい!というのは今期4つめの正規コミを担当している僕の弁。ディベーター、ジャッジ、正規コミ、当日コミ、etc.一つではないディベート界の側面を知る絶好の機会!
 大会運営者の寄稿文や審査委員からの寄稿文、みんなが知らないコミの魅力を織り交ぜながら、 ディベート界の広さであったり人との関わり方の深さであったり、色んな側面からディベート界を見ることができると思ってます!(皆さんコミ楽しいですよ!笑)

3.お悩み解決
 兼部をしていた方、ブレイクできずに悩んでいた方、バイトや留学でブランクがある方、ディベーターの皆さんがよくぶつかってしまう壁や悩みに、それぞれ乗り越えた方からのアドバイスを載せたりしています!悩みを抱えるそこのあなた、是非過去記事を見てその悩みを吹き飛ばしてください!


 僕自身、ディベートをしていて悩むことや苦しむこと、結構あります。そんな時に一緒に頑張っている仲間や友達の姿を見たり話をしたりすることでその悩みが軽くなったり、これからも頑張っていこうという活力になっています。このブログを通じてそんな機会を少しでも見ている皆さんに提供できたらいいなと思い、毎月のブログ案会議に臨んでいます。
 一大学生が書く文章がどこまで面白く、価値のあるものになるかは分かりませんが、精いっぱいの思いで皆さんに記事をお届けしたいです。
 1~4年生、はたまた院生の方々が面白い!次の更新が楽しみ!と少しでも思っていただければ、僕たち2人は何よりも嬉しく思います。
 もし少しでも興味を持っていただけたら、毎週日曜日にこのブログを訪れてみてください。クスッと笑えたり、へぇ~と唸らせる記事をご用意してお待ちしています。笑



2015/08/19

最強一年生を生み出せ!マル秘テク☆

最近夏らしい真っ青な空にぽくぽく浮かんでいる入道雲に片思いをしているブログ担当の大原です。夏らしく外に出て元気よく遊びたいと思うものの、照りつける太陽に悶え、諦めて冷房ガンガンの部屋にひきもる日々が続いているます。いえ、実際はバイト先に缶詰です笑


さて、夏休みはスイカ割りに海にプールに花火に旅行にと忙しい季節ですが、ディベートの練習も激アツですよね。この時期といえばもうすぐ一年生にとって最初のブレイクありの2日間大会である銀杏杯にむけ、先輩たちがエデュケに本腰をいれている時期ではないでしょうか?しかし、実際銀杏杯にむけてどんなことを意識してエデュケやジャッジをすればよいのか、なかなか悩ましいことも多いと思います。


そんな悩んでいるみなさんへ!去年この時期に後輩のエデュケやジャッジをしていた現3年生からこの時期のエデュケやジャッジをする際のアドバイスや気をつけていたこと、練習方法の秘話を特別に教えてもらいました。
まず一つ目の記事は新興大学の観点からのお話でお茶の水女子大学の林田さんに、二つ目は昨年の銀杏杯の決勝を独占し、優勝した東京大学から馬淵さんに文章をお願いしました。

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こんにちは、林田桃香と申します。
簡単に自己紹介するとお茶の水女子大学の3年生で昨年の2014年にディベート部を設立しました。
1年のときは東京大学のUTDSで練習してました。今もお世話になってます。

さて、今日は「去年の後輩にディベートを教える際に気をつけたこと(特に夏休み)」とのことなのですが、それぞれの大学にそれぞれのスタイルがあると思うので一概に参考になるとは言えませんがこんなのもあるんだなあ〜ぐらいで読んでいただけると幸いです。
あと新興大学をメインにしてます。

ディベートを後輩に教えることに何をしたかというと、他の大学の方は毎日ラウンドしたりプレパ練習したりしているのでしょうか。わからないですが。
しかし私の大学のラウンド練習は週2あるかないかです。
なぜか、人が集まらないからです。やる気がないかというわけではありません。
みんな他の活動も掛け持ちしたりして忙しいからです。
新興大学にありがちだと思うのですが、おそらく新興のディベート部と後輩の出会いは新歓でしょう。彼らも「ディベートで天下取ってやる!!」みたいな気持ちではなく「なんか面白いからやってみよう〜〜」ぐらいのテンションできてることが多いでしょう。だから色んな活動の一つとして参加している感じでしょう。
対して部を設立するような人はもうある程度ディベートに対する気持ちも強くどんどん練習しよう!!みたいなテンションで練習を組みがちです。
正直この差があるまま練習をしつづけても両者によくないと思います。
ということに夏頃に気づき始めました。

そこで私は練習会という拘束性の強い練習ではなくUTDSでBPnovice前にやっていた宿題形式のものを実施してました。
詳しくいうと
・出したモーションに関してのプレパ練,スピ練
・出したモーションを時間無制限でリサーチなどもして自分が思う完成形のアーギュメントを提出
・音源を聴く

などです。それらに私がフィードバックをしていきました。
2番目のものは特に意識して出してました。プレパ20分という時間制限から的外れなことを言っても「あーあと10分あったら思いついたよねー」と言い訳してそもそもの考え方の何処が良くなかったのかなどの反省から目をそらし続けた自分の経験からでした。リサーチしておいて,時間無制限でその言い訳は通用しないですからより根本的な思考方法やプレゼン方法の問題を明確化できます。
それにそれでリサーチしたものや出てきたアイディアは私もなるほどーと思って取り入れた部分もありますし,フィードバックしながら「自分のアーギュメントの説明の仕方わかりにくいな」とか「ここの論理飛躍してたな」とか気づく点も多くて自分の勉強になっていました。後者の点に関しては通常のラウンドでも得られる機会だと思いますが文章化するとごまかしがきかないので顕著にそのメリットを得られました。


後輩はみんな忙しい的なことを言ってきましたがその中でもモチベーションが高い子はいます。その子たちは他大の練習に連れて行ってました。私もそもそもフィードバックする力もないに等しかったですし,あったとしても私のディベートの見方ばかり教えても凝り固まりますし,同じ相手ばかりとラウンドしてもそもそもつまらないです。他の大学のレベルの高いフィードバックやラウンドに参加できたのはよい刺激となりました。
特に気をつけたのはかなり早い時期からモチベーションが高い子たちは他大の練習に連れて行くということでした。実際KDSの5月の春合宿などにも参加させてもらいました。それは友達を作ったほうが楽しいというのもありますが,パーラは自分の大学で練習してそれでOKな競技だというふうに考える文化を作りたくなかったからです。様々な背景の様々な人間と話すからこその面白みや成長があるというものです。それを知ってもらうには早期からフットワーク軽く練習しに行くというのは意味があると思います。
もちろん先方もそれどころではない時もありますので要相談ですが基本的に優しい人が多いので声だけでもかけてみましょう!
お茶大は常に人不足なので大歓迎です^^

といってきましたが正直この時期にちゃんと練習システムが運営できていたかというとできていませんでした。なんなら1年しっかり回してたかも怪しいぐらいです。
盛りすぎ!と後輩からクレームが来るのではないかとビクビクして昼寝もできません。
ぜひ無理のない範囲で練習を組んであげてください。


では1年生の方は銀杏杯など大会が続きますし,2年生も上級練習との両立も大変かと思いますがお互いがんばりましょう〜〜

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こんにちは。東京大学3年の馬淵です。この度はブログ担当の大原さんに、「☆UT伝統のマル秘エジュケ方法☆をさらけだしちゃって!」と言われたので、惜しむことなくさらけ出そうと思います。
 本来は、我がUTDSが誇る文才・山岸がまとめてくれるはずだったのですが、彼はプライベートが色々お忙しいようなので、代わりに僕が書くこととなりました。それゆえ拙い文章となっておりますが、ご容赦下さい。

 1. 気をつけたこと・工夫したこと
  銀杏杯までは、おそらく他の大学もやっているであろうことを手当たり次第やっていたような記憶があります。ぱっと思い出せる限りでは、①あるテーマのレクチャーをしたら、それにまつわるモーションをその直後に出すことでインプットとアウトプットを連結させる、②ラウンドのみならずプレパ練にもしっかり時間を割いた、③伸びが早い子と伸び悩んでいる子を組ませるなどして全体のレベルを上げるようにした、④人数に余裕があれば先輩方にディベートに混ざってもらい、お手本になって頂いた、などでしょうか(何の脈略もないですが笑)。
 ③については、伸びが早い子やもともと多少のディベート経験がある子がいました。そういう人たちはまとめてラウンドに入れた方が刺激的であることも確かですが、他の子と組ませても、彼ら・彼女らは他人に教えることでのびるでしょうし、他の子も技術を学べるところがあると思います。特に、僕らの代は人数が少なかったので、1年生の間でも教え合う環境を作り出す必要性からもこういうふうにしました。
 いずれにせよ、この時期は1年生がゼロからディベート力を吸収する時期ですから、どのような練習方法をとっても何かしらの効果があると思います。したがって、深く考えずに、思いついた練習を各大学のやり方に沿って実践するのが一番ではないでしょうか。
 ただ、銀杏のころになると、割と1年生の欠点が見えてきたので、それ以降はそこの補強に集中するようには意識しました。僕らの場合は、当時の1年生はプリンシプルなどの抽象度の高い話の吸収度は早い一方、プラクティカルなどの細かいロジックが甘いと感じたので(あくまでその当時の話で今は僕なんかより圧倒的に上手いです笑)、夏休みや合宿では後者を中心に見るようにしました。実際の効果がどうであったかは判断が難しいところではありますが、この前のジェミニ杯での様子なんかを見ていると、少しは意味があったのかなと思っているというかそう信じている次第です(あるいは彼らが勝手に成長しただけかも分かりませんがw)。
 まとめれば、一通りインプットが終わったなと感じたら、そこからは学年全体の弱点を見抜いて集中的に補強するなど、効率的に1年生がのびるような練習方法が採れると、夏休み以降の活躍に期待できると思います。
 
 2. 苦労したこと、反省など
 僕らが4月の最初にやろうと意気込んですぐさま頓挫したのが、1年生個々人の実力を把握して、それを上級生で常に共有するデータベースを作るということです(笑)。おそらくこんな大袈裟なことをしなくてもできることだとは思いますが、しかしながら、特に最初は個々の把握というのには割と苦労しました。伸び悩んでいる子に対してはフォローアップをするなどして、長く続けてもらえるようにするのが理想ですが、僕らの代は人数が少なかったこともあってそこまで手が回りませんでした。
 サークルの性質上、人が減っていってしまうことはやむを得ないことではありますが、それでもなるべく多くの人に残ってもらうほうが、部、そしてディベート界全体のためになるはずです。僕自身ができなかったことなので、ここで具体的な方法を提示することはできませんが、何かしらの工夫ができると良いなと思います。

 3. 終わりに
 ここまで読んで頂いた方には分かると思いますが、☆マル秘☆に値するようなエジュケの方法は何も見つかりませんでしたw(出し惜しみしたわけでもない)。これだけ書いておいてなんですが、他大学のエジュケに触れたい方は、その大学の練習に行くのが一番だと思いますよ!笑
 何の役に立つ文章か、一夜明けて読んでみたらまるで分からなくなってしまいましたが、それでもどこかの大学の誰かの一助になれば幸いです。

 ありがとうございました。

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林田さん、馬淵さん、忙しい時期にもかかわらず素晴らしい文章をありがとうございました!
それぞれの大学にあった練習方法や回し方があるとは思います。しかし、もしも悩んでしまったら他大の練習を参考にしてみるのもいいと思います。


これから秋の大会シーズンが近づくにつれ、自分の練習と後輩の面倒のバランスを取るのが非常に難しくなる季節だとは思いますが、ぜひ可愛い後輩のためにも頑張っていきましょう!

2015/08/03

いざ下剋上!?

どうもこんにちは、冬はこたつにこもっていたせいで脱水状態になりかけ、挙句最近はエアコンを効かせすぎるせいで喉をやらかしかける学習能力欠如の現代っ子、ブログ担当の吉井です。
ただこの現代特有の体調不良、クーラー病というらしいですね。正式な病名じゃないらしいですが、外の中の温度差で自律神経が乱れてしまうんだそうです。なにやらよく分かりませんがエアコンの温度は28℃にしましょうということです。

さて皆さん、突然ですが去年の今頃は何をされていましたか。
やっと突入した夏休み、それぞれ自由にやりがいのあることをしていたのではないでしょうか。
バイトや旅行や留学、あるいはディベート。ぼくは日中ディベート夜バイトというスケジュールを計画性もなく組んだ結果夏休み週4で自大学の同期に会っていて、彼曰く「家族より会ってる」と口説かれそうになりました。

以前も書きましたがディベート界は夏休みからとてもアツい時期に入ります。
東京大学主催の1年生初のブレイク制導入の銀杏杯や首都大東京主催の上級生と下級生がチームを組む高舘杯、海外ディベーターと一緒にレベルアップを目指すADI…等など。
もちろんJPDUも負けてはいられません(謎の対抗意識)。
残暑を感じる9月上旬に行われる国内最大規模のBPスタイルの大会、JPDU Autumn Tournament(通称:秋T)を控えているのですから!

シーズンがBPスタイルに移行して間もない大会とあって、ブレイクや優勝を虎視眈々と狙う上級生はお互いに切磋琢磨しながら日々の練習に打ち込んでいると思います。

ただ、例年この大会、1年生ペアでの出場はあまり多くないのです。
銀杏杯の練習時期と被っていたり留学やディベート以外のことで忙しかったりするからでしょうか。

そこで今回は、去年の秋Tに1年生ペアで出場したICUの萩本千晶/山崎千鶴さんに去年の秋Tの感想・1年生へのメッセージをお聞きしたいと思います!


萩本千晶さんの場合~

 どーも。国際基督教大学の2年の萩本千晶です。最近名前の千晶を「千秋」と間違えられることが多くてちょっとヘコんでます笑。  それはさておき、今回は一年生で秋Tに出ようか悩んでいる子のために去年の秋Tに一年生で出た先輩として秋Tに出て良かったこと、悪かったことなど語りたいと思います‼︎  良かったこととしてはやっぱりディベーターとしていい経験ができたことですね。秋Tに向けての練習や大会本番では、上級生とたくさん一緒のラウンドでディベートできたので、とても勉強になりました。この時期の一年生が持っていない知識やargument の見せ方、発想力、立論の深みなどを身を持って実感できます。また、先輩達が自分のargumentにrefuteする際にとても効果的な反論をしてくださるので、自分のargumentのどこがどう足りないかがラウンド中にハッキリとわかりました。一年生だけのラウンドだと弱い立論でもあまり切られずになんとなく勝ってしまうことも多かったですが、上級生とのラウンドだと下手な立論をしたら簡単に切られてしまうので、「どうやったら簡単に切られないか」などと考え、より正面からモーションと向き合えた気がします。モーションは一年生大会では出ない難しいのが出たりして苦労しましたが、その分その分野の知識が増えてそれからのディベートに役立ったりしました。また、先輩達と戦い続ける過程で前より度胸がつきました。最初は一年生だけで先輩と戦うのは初めてだったのでビビってましたが、段々慣れてきて、先輩のargument に噛み付いたり、POIなども積極的に立ったりとできるようになりました。ディベートにおいてどんなに強いとされている相手でも、臆することなく立ち向かっていくことが大切なので、そのような姿勢で挑められるようになったのは大きな収穫だったと思います。  悪かったところは当たり前ですが結構負け続けたのでちょっと萎えました笑。まだこの時期にはBPに慣れていないし、知識も不足していたので、4位を取ることはしょっちゅうでしたね。勝ちにこだわる一年生にはちょっと向いてない大会かもしれません。また、秋Tのタイミングが私の場合はちょうど梅子杯のエリミネーションの一週間前ぐらいだったので、エリミネーションに向けての練習ができなかった感じはしました。梅子杯はNAの一年生大会で、一大学から2チームしか出せないので多くの大学では一年生で部内戦をやらして、その内の上位4人に出場資格を与えています。多くの大学ではPM、LOスピーチのスピーカースコアの点数で順位付けをするので、秋Tの練習は梅子エリミネに向けてはちょっと効率が悪いかもしれません。秋Tが行うディベートのスタイルであるBPはどのスピーカーもPM、LO以外のロールもやらされるので。まあ、例えロールが違ってもスピーチの練習になることは変わりないので、決して無駄になることはないですし、上にも書いた通り上級生と戦う機会が多くなり、その経験がエリミネに生かされるので、特に不利になるとは思いませんが。  一年生の段階で秋Tに出ることには色々な意見があると思いますが、私は秋Tに出れて良かったと思っています。ディベーターとして成長でき、先輩方とのラウンドをやっていく過程で議論が深まっていくことの楽しさを実感できました。少しでも興味があったら挑戦してみることをオススメします‼︎


~山崎千鶴さんの場合~

 こんにちは、国際基督教大学二年の山﨑千鶴です。Freshman向けに秋Tの経験談を語ってくださいとのことだったので、去年の秋Tで、私が主に感じたことをコメントと顔文字で表現しつつ話しますね、興味があったらサラッと読んでください( *´艸`)

「下剋上だ!(; `д・´)
 私の秋Tのモチベーションは正直この一言につきました。秋Tは今までの一年生向けの大会とは違い、どちらかといえば上級生向けの大会です。こわい(強い)先輩方に囲まれながらディベートしていて個人的にはびくびくしつつも、「でもそんな先輩に勝ったらすごくない?…下剋上だ!」と強気な感じで先輩方に立ち向かいました。まぁ結果はお察しのとおりではありますが、この気持ちのおかげで最初は2位とかとって「一年生だからって必ずしも負けるわけじゃないんだ」「後輩だから先輩に勝てないってことはないんだ」ということを学びました。そこまで構えなくても、秋Tは1年生だからこそ、語弊はあるかもしれませんが気楽に参加できる大会なのかもしれません。意外と先輩のほうが下剋上されて怖いものなのだろうと今年身をもって実感しております(;´∀`)

「先輩( ゚Д゚)
 いつもICUDSの部室でスマブラをやっていた先輩方がガチでディベートをやっているのを見るのは私にとって意外とこれが初めての機会であったように思います(汗)とりあえず秋Tは自分どうこうより先輩方の姿が非常に印象深かったです。先輩方とラウンドで正面対決したときや先輩方がGrand Finalに出ているのを目の当たりにしたとき、単純に強くなりたいと思いました。自分がディベートを続けたその先にはこのように、自信をもって自分の納得のいく話をできる人間になりたい、とも思いました。みなさんがディベートを始めた理由は様々だと思いますが、ディベートを続ける価値が本当にあるのか、ディベートを続けたらどんな自分になれるのか、上級生が真剣に競い合っている秋Tだからこそ先輩方を通じたり、ラウンドを通じたりして、何かを垣間見ることができるかもしれません。


 去年は秋T、一年生が少なかったので今年は増えてくれるとうれしいかも…なんて期待をこめて話を終えます。ありがとうございました。



なるほどなるほど…お二方お忙しい中本当にありがとうございます。
1年生だしBPは早いかも、先輩達相手は怖いし…と思っているそこの1年生!
秋Tは先輩ディベーターから技術やノウハウを盗んだり憧れの先輩と相手サイドで戦ったりできる絶好のチャンスかもしれません(笑)
下剋上、なんてカッコいい響きをタイトルに持ってきましたが、夏休み練習してきた自分達の実力を思う存分ぶつけるのにこれほど整った舞台があるでしょうか(笑)
次の冬Tや国際大会に向けて弾みをつけたい、BPをやってみたい!知りたい!と少しでも思っていただけたら、また1年生の出場者が増えたりしたら、ぼくはとても嬉しいです。




※蛇足ですが、秋Tのインビテーション締め切りは明日までとなっておりますので1年生の皆さん、急いで先輩に連絡しよう!笑