2013/10/28

第7回JPDU会議の様子

こんにちは。今回は9月28日に成蹊大学で行われました第7回JPDU会議の様子を報告させていただきたいと思います。

第7JPDU会議 議題

 
1.28th JPDU Tournament の報告
2.夏セミナーの報告
3.UK Squadによるイベントについて
4.BP Noviceについて


第7回JPDU会議の様子


1.28th JPDU Tournament の報告

9月14、15日に開催されました28th JPDU Tournament (通称秋T)の報告がありました。ここでは反省会についての報告のほかに、当日コミの提供とそれに伴うジャッジ免除について議論がありました。当日コミとは大会当日に会場の案内やディベートの試合のスコア計算などの仕事を持ち、大会の円滑な運営には欠かせない大会運営スタッフですが、当日コミを提供していただいた団体に対して、大会出場の際に必要となるジャッジの提供人数を減らすという免除の有無を明確化した方がいいではないかという意見が挙げられました。
免除の必要性や大会ジャッジの人数の確保などの話し合いが行われた結果、当日コミを引き受けていただく方には会場までの交通費を支給するという現状を維持し、ジャッジ免除は行わないという結論になりました。


2.夏セミナーの報告

9月6~8日にかけて国立青少年オリンピック総合センターにて開催されたJPDUサマーセミナーの報告がありました。セミナーの予算に余剰が出たため、参加者の方々への参加費の一部返金が検討されました。そして来年度のセミナー開催に向け、今年度セミナーの改善点やセミナー会場の確保などについて話し合いがされました。


3.UK Squadによるイベントについて

ESUJの開催に伴って来日されるUK Squadの方数名が開催してくださるセミナーの日程と予定されている内容が報告されました。本セミナーは10月10日に行われましたが、このようなセミナーが開催されるのは今年度が初めてでした。当日は参加者のスピーチ発表、UK SquadによるスピーチのフィードバックとBPスタイルのレクチャーが分かれて行われ、たくさんの参加者が熱心に取り組んでおりました。


4.BP Noviceについて

11月24日(日)に本選が開催されるBP Novice 2013 の経過報告がなされ、その中でAdjudication Coreの選定についての議論がありました。大会に参加するジャッジの評価、モーションの選定、ラウンドの管理を行うのがAdjudication Coreであり、これらのAdj. coreは主にディベーターやジャッジとしての実績、また所属団体や性別といった多様性から考慮し決定されます。会議の中では今大会のAdj. core選出プロセスを確認した上で、選出プロセスをより具体的にJPDU外に対して提示するなどの改善策が話し合われました。




会議の報告は以上になります。
いつもお読みいただきありがとうございます。
それでは次回の更新でお会いしましょう。

 

2013/10/24

JPDU Autumn Tournament 2013が開催されました


 
こんにちは。今回は914日、15日に開かれました、28th JPDU Autumn Tournament(通称秋T)の報告をさせていただきます。
 
今年の秋T1日目の予選は横浜市立大学、2日目の本選は国際基督教大学をお借りして開催されました。昨年度から秋Tは世界大会などで採用されているBP Styleで行われるようになりましたが、今年もこのBP Styleを採用して行われました。
今年は去年の67チームよりも遥かに多い83チーム(166)が参加し、ジャッジでは67もの方が参加され、大変規模の大きい大会となりました。
 
(JPDU HPより参照)
 


Champion決定の瞬間
 
 
決勝の様子(写真はUT Bの二井谷さん)
 
 
気になる結果は以下の通りです。
Champion
 Hit-U A (一橋大学) Noritaka Kon / Shin Eto
 
Grand Finalist
 UT B (東京大学) Yusuke Niitani / Fumiko Hirasawa
 ICU B (国際基督教大学) Kohki Sasaki / Hitomi Takai
 WAD D (早稲田大学) Ryosuke Takahashi / Masanori Hayashi
 
Semi Finalist
 ICU A (国際基督教大学) Hirohito Asai / Takuto Kobayashi
 UT A (東京大学) Daiki Komatsu / Chikara Mizokami
 UT H (東京大学) Kowa Niikura / Toshinari Ishikawa
 UT I (東京大学) Kuwa Inokuchi / Tomoaki Tanaka
 
Quarter Finalist
 Hit-U X (一橋大学) Max Crylov / Tomoya Yonaga
 ICU C (国際基督教大学) Naoko Arai / Marina Nakamura
 ICU D (国際基督教大学) Shunichi Arai / Takahiko Kondo
 KDS A (慶応義塾大学) Mitsushi Ono / Yuki Oka
 Seikei A (成蹊大学) Naoki Iwasaki / Wataru Hotta
 TMU B (首都大学東京) Hiroki Nakajo / Haruka Kozen
 UT G (東京大学) Akira Kato / Yasufumi Tozuka
 WAD B (早稲田大学) Shingo Fujita / Tatsumi Uchiyama
 
Pre-Quarter Finalist
 AGU A (青山学院大学) Keisuke Takashima / Kentaro Asai
 Hit-U F (一橋大学) Chihiro Sato / Rie Yamada
 ICU E (国際基督教大学) Emiko Imori / Ken Kuroki
 Sophia B (上智大学) Masashi Yamazaki / Yo Kojima
 Titech B (東京工業大学) Fumiaki Todo / Heishiro Kanagawa
 Titech C (東京工業大学) Daichi Kikuta / Naoki Enomoto
 UT F (東京大学) Masahito Omori / Taiju Aoki
 WAD A (早稲田大学) Yuki Kawana / Kosuke Morikawa
 
一橋大学が4月に行われた27th Tournamentに続き、優勝の栄冠を手にされ、一橋大学の強豪ぶりがさらに強調された大会でもありました。Hit-u Aのお二方本当におめでとうございます。
 
今回は2年生だけで組まれたチームが4チームブレイクしたことも特筆すべきであると思います。ハイレベルの戦いの中、2年生が勝ち上がっていったことはこれからのディベート界もとても期待できることが示されているでしょう。
 
また今回は先輩・後輩で組むチームも多く見られましたね。先輩である上級生が練習や実際の大会を通じて、下級生へディベートのテクニックを教えたり、自らのスピーチでノウハウを体現しているしている姿が非常に印象的でした。
 
Grand Finalist UT B(東京大学) 左:二井谷さん 右:平澤さん
 
 
Grand Finalist WAD D(早稲田大学)左:高橋さん 右:林さん
 
 
Grand Finalist ICU B(国際基督教大学)左:高井さん 右:佐々木さん
 
 
 
‐‐‐‐‐‐‐‐‐
 
さて、今回は、新しい企画として、Championへ大会までや大会中を振り返っていただくインタビューをさせていただきました。今回はHit-u Aとして優勝された、一橋大学の衛藤新さんにインタビューをお願いさせていただきました。
 
Champion 決定の瞬間のHit-u A(一橋大学) 左:衛藤さん 右:今さん
 
 
表彰の様子 左:衛藤さん 中央:今さん
 
 
Q.秋Tという大きな大会で2年生にしてChampionになられたわけですが、今回の勝因はご自身ではずばり何だと思われますか?
 
A.一言で言うとパートナーの今さんのおかげです笑。でもそれ以外だと普段から質の高い練習を重ねたことだと思います。今さんと出場することが決定したのが秋T1ヶ月前で、お互い予定等があったことに加えて、インナーでの練習日程があまり確保できず、ただなんとなくやったら練習不足になることはわかってました。だから早い段階から他大の秋Tのチームと対戦して本番を意識した練習を行って1ラウンド1ラウンドを大切にしました。
 
Q.秋Tの練習を行っていく中で、パートナー間や、ご自身で工夫したことなどはありますか?
A.以前出た大会に比べて、マター等よりも勝つためにプレパやラウンド中にどうすれば良かったかということを重視しました。その中で次の練習で意識することを決めて、それを色々試しながら少しずつ良くしていくって感じです。例えばCOWhipから新しい分析とか出すと印象悪いんで、MOの段階はコンストを優先させてあまりメタディベートに走らない等決めて、本番までチーム全体で意識していました。
 
Q.普段ご自宅ではどのような練習をされていますか?
 
A.自宅ではその日に練習でやったラウンドの復習とか気になってた言葉等を調べてます。でも正直自宅でやろうとしても疲れててあまり出来ないです笑。それよりは通学時間が長いので、その間に音源を聞いたり、調べものしたり、後は大学で暇な時に「あのラウンドはこういうこと言えたな~」や「こういう分析何かに使えないかな~」って考えてます!
 
Q.Tのラウンドで練習の成果を生かすことはできましたか?
 
.ある程度生かせたんじゃないかなって思います笑。ただせっかくなのでこれからの大会でも生かしていきたいと思います!
 
Q.秋Tへ向けての練習、大会を通して得たことや学んだことなどはありますか?
 
A.他大の練習に参加させてもらった時に、普段なら戦えないレベルの高いラウンドに入れさせてもらったりしました。不思議なもので最初は手も足も出ないんですが、数を少しずつ重ねれば慣れていきました。だから秋Tのブレイクラウンドでも落ち着いてプレパ、スピーチすることができました。人前だと緊張しっぱなしだった少し前の自分に比べてそこが一番成長したと思います。
 
Q.最後にブログを読んでいる練習方法に悩んでいる1年生や2年生の方にアドバイスなどがありましたらお願いします。
 
A.僕は1年生の時の梅子杯の部内のエリミネで12人中で二桁順位でした。今上手に越したことはないですが、そこまで重要ではない気がします。
伸び悩んでいる人に練習方法としてオススメなのが、他大の練習や練習会に多く参加するとインナーの練習よりも相対的に得られることが多いと思います。また上手な人や他大の人と組む、もしくはその人のプレパを見てみるとかも良いと思います。それを通じて得たことなどを自分の練習で生かすことを重ねれば良いと思います!
 
衛藤さん、お忙しい中インタビューへのお答え、ありがとうございました!
練習方法や工夫されたことなどをお答えいただいて、とても参考になりました。常に努力を重ねている衛藤さんの熱心さが伝わってくるインタビューでした。ぜひ皆さんも衛藤さんのアドバイスを参考になさってみてください。

‐‐‐‐‐‐‐‐‐ 
 
審査委員長からの講評の様子 左:富永さん
運営委員の集合写真
 
次のJPDU主催の大会はディベート歴2年未満の方に参加資格が与えられるBP Noviceです。どのようなチームが栄冠を手にするのか今から楽しみですね。では今回のブログはこの辺で!



 *ブログ更新時、東京大学の二井谷さんの漢字が間違っておりました。お詫びして訂正いたします。

2013/10/15

JPDUサマーセミナーが開催されました

Opening Roomでの参加者の様子

こんにちは。今回は9月6日~8日に国立オリンピック記念青少年総合センターで開催されました、JPDU夏セミナーの報告をさせていただきます。

今年も毎年恒例であるJPDU主催の3日間のディベート合宿であるJPDU夏セミナーが、多くの企業や個人の皆様のご後援のおかげで開催されました。
昨年度より、夏セミナーでも外国人講師の方の招聘を行うようになりましたが、今回はシンガポールのNational University of SingaporeよりRobin Teo様、フィリピンのAteneo de manila UniversityよりKip Oebanda様 、University of Philippines-DilimanよりValeri Inting様の3人の方を講師としてお招きし、また日本人の講師の方にも9人ご協力いただきました。


参加大学は以下の通りです。
東京理科大学、高崎経済大学、横浜国立大学、一橋大学、国際基督教大学、聖心女子大学、東京工業大学、上智大学、慶應義塾大学、津田塾大学、早稲田大学、学習院大学、首都大学東京、成蹊大学、拓殖大学、東海大学、東京大学、創価大学、東京女子大学、南山大学、名古屋大学、奈良女子大学、九州大学、京都大学、神戸大学 (順不同)

上級コースレクチャーの様子(左がRobinさん、右がVareliさん)
 
熱心に授業を受ける上級コースの方々
 


中級コースのレクチャーの様子(レクチャラー加藤さん)
 
選択制クラスのAdjudicationのレクチャーの様子(レクチャラー望月さん)
 


コースはAssessment Debateという課題ディベートの結果を基に、初級コース、中級コース、上級コースの3つのコースに分かれ、各コースの担任であるレクチャラーの授業が行われました。

またLaboでの授業だけではなく、レクチャーの合間には参加者同士の練習試合があり、参加者にとってはレクチャーで学んだ知識を生かしていました。参加者の方々はラウンドの後、ジャッジの方からアドバイスをもらっている姿が多く見られ、非常に熱心に取り組んでいました。

2日目の夜にはレセプション(立食形式のパーティー)が行われ、全国各地から集まった参加者同士で交流を深めていました。毎年恒例となっているJPDU製作のムービーも上映され、皆さん楽しい時間を過ごしておられました。

レセプションの様子
 
ゲームなどで楽しむ参加者の方々
 
お料理もたくさん並びました



さらに、海外からのレクチャラー陣を含むトップディベーターたちによるモデルディベートも行われ、参加者の方はメモを取りながら熱心にディベートを聞き入っていました。中には後の練習に生かすために、ディベートを録音している方もいらっしゃいました。


 
モデルディベートの様子(スピーカーはRobinさん)
 
 
モデルディベートの様子(スピーカーはValeriさん)
 



昨年度からの変化として、
・全コースでLabo(ラボ)と呼ばれる少人数クラスでの授業の時間を導入
・Assessment Debateという課題ディベートを導入し、その結果を基に各コースのクラス編成を行う
・全コースにおいて、受けたいテーマの授業を受ける選択制のクラスの時間の導入
といった新しい試みを行いました。

JPDUでは毎年改善を重ね、よりよいセミナーを提供できるよう努力しております。今後も皆さんのご意見やご要望をお待ちしております。

では今回のブログはこれで失礼します。

第5回・第6回JPDU会議の様子


こんにちは、皆様いかがお過ごしですか?
久しぶりの更新となります。更新が滞っており申し訳ありません…今回は77日の第5JPDU会議と8月9日の第6JPDU会議の報告をさせていただきます。

5JPDU会議 (7月7日)議題

 
1.プレオーストラルの報告
2.夏セミナーについて
3.JPDU各役職からの報告
4.KUEL合同ワークショップについて

 
第5回JPDU会議後の様子

1.プレオーストラルの報告
 
630日に開催されましたJPDU Pre-Australs 2013について、Tournament Directorから報告がありました。その中で円滑な大会運営のために必要となる出場者の大会ルールの順守をどのように進めていくのか、大会中に生じた問題を取り上げてその解決策が検討されました。
 
 
2.夏セミナーについて
 
968日に開催されるJPDUサマーセミナーの進捗状況が報告されました。海外のディベーターへのコーチ依頼の状況や、タイムテーブルやカリキュラムを決めるコミッティー達による会議の内容などの報告もされ、アプリケーションの締め切り目標も立てられました。

 
3.JPDU各役職からの報告

スポンサー担当、練習会担当から報告がありました。スポンサー担当からは夏セミに向けたスポンサーの募集状況が報告されました。練習会担当の報告では定期練習会に関することの他に九州、四国地方での練習会についても日程などが議題に取り上げられました。

 
4.KUEL合同ワークショップについて

623日に明治大学で開催されましたKUEL合同ワークショップについてKUEL渉外から報告がありました。KUELには関東の大学46団体が所属しており、本ワークショップではパーラメンタリーディベート未経験者向けの講義や体験が行われました。しかし今回の参加者の中にパーラメンタリーディベート未経験者はほとんどおらず、新興大学の参加が減少していることを考えると来年以降はワークショップの内容を変えていく必要があるといったことが話し合われました。




第6JPDU会議 (8月7日)議題

 
1.夏セミナーについて
2.JPDU各役職からの報告
3.BP Noviceについて
4.28th JPDU Tournament について
 
 


1.夏セミナーについて
 
第5回会議に引き続き、夏セミナーの進捗状況が報告されました。具体的にはタイムテーブルがほぼ決定したこと、レクチャラーが少人数クラスを受け持ちそのクラス単位で講義や試合を行うLab制度の導入が検討されており、参加者のアンケートの回答により決定されるということが報告されました。

2.JPDU各役職からの報告
 
練習会担当からは7月に開かれた練習会の様子と8月の練習会の予定についての報告がありました。国際渉外担当からは、より多くの日本のディベーターが海外大会の情報を手に入れられるよう、アジアなどで開かれている海外大会の情報を提供しているメーリングリストへの登録の案内を作成する計画についての話し合いがされました。資料部からの報告では、これまで整理が行われているディベートの技術についての資料のほかに、大会運営に関する資料の整理についても話し合われました。
 

3.BP Noviceについて
 
大会を運営するコミッティーの選定を進めていくことと大会の日程についての議論がされ、日程に関しては他の大会の日程も考慮して調整していくことになりました。


4.28th JPDU Tournament について
 
9月14、15日に開催されました今大会ですが、会議では初日、二日目それぞれの会場とモーションの選定などを行うCA,DCAが決定したことの報告がありました。
 
 
 
 
会議の報告は以上となります。
今後は今年度前期に行われた日本各地の練習会の様子をお伝えしていきたいと思います。
それではまた次回の更新でお会いしましょう。

2013/08/02

第4回JPDU会議の様子


会議の様子①


皆様こんにちは。今回は6月に開催されました第4JPDU会議の報告をさせていただきます。当会議は615日、青山学院大学青山キャンパスを会場に行われました。会議の議題は以下の通りです。

 

第4JPDU会議 議題
 

1.プレオーストラルについて
2.夏セミナー開催にあたって
3.練習会会場提供校の免除措置について
4.JPDU各役職からの報告
5.JPDUと高校生の関わり方
6.濱口杯に関して

 

1.プレオーストラルについて

先日開催されましたJPDU Pre-Australs 2013に向けた報告がありました。具体的には大会会場の確定、ジャッジ基準や参加費などが報告されました。

 

2. 夏セミナー開催にあたって

JPDUサマーセミナー(通称夏セミ)はディベート初心者、中級者、上級者のコース別のレクチャーや練習を通してディベートスキルを向上する機会を提供する23日のセミナーです。そのセミナーを運営するTournament Directorの選定や、海外ディベーターへのレクチャーの依頼、セミナーでのプログラムなどについて報告と話し合いがありました。

 

3.練習会会場提供校の免除措置について

JPDUが大会を主催する際、大会会場を提供してくださる団体には会場提供ルールに則り提供ジャッジや大会参加費の免除措置を行っています。今回はJPDUの定期的な練習会や大会前の練習会における免除措置について話し合いが行われました。大会会場提供と同様にジャッジ免除を直近の大会で行うという意見も以前にありましたが、ジャッジ不足を招くという懸念から免除措置は直近の大会の参加費免除という形になり、金額とその費用の出所が話し合いの論点になりました。

 

4.JPDU各役職からの報告

JPDUのスポンサー担当、会計担当、資料担当からそれぞれ報告がありました。議論の内容としましては、スポンサー担当からはスポンサー依頼の際にかかる経費について、会計からはJPDUで予算から経費を支払う場合の条件や書類作成ルールについて、資料部からはアンケートでの要望が多い内容の資料やジャッジに関する資料の作成についてなどいくつかの議論が持ち込まれ、その他の担当からの意見を交えながら話し合いが進んでいきました。

 

5.JPDUと高校生の関わり方

近年、JPDU主催の練習会などにディベート部に所属する高校生の参加が目立ってきました。これは日本におけるパーラメンタリーディベートの発展という点から見ても嬉しいことであります。ですが、これまで大学団体が参加者の中心であったJPDU主催大会に高校生が参加してもらうにあたっていくつか考慮しないといけない点があります。モーション選定方法や、大会告知の工夫など、高校生とJPDUが関わっていく上で必要であろうことを話し合いました。

 

6.濱口杯に関して

濱口杯とは毎年9月に開催されてきた北九州大学主催のNAスタイルの大会です。運営の人材不足などから今年度の開催が危ぶまれていることから、JPDUから大会運営のための支援が可能かどうか、もし大会の開催ができないのであればセミナーや練習会などの別の形でこの九州地区でのイベントを継続できないかなどが話し合われました。
 
 
会議の様子②
 

会議の抜粋は以上となります。
夏らしい気候になってきました。普段はもちろんディベートの練習中にも水分はしっかりとって体調を崩しませんようお気を付けください。それではまた次回お会いしましょう!