秋晴れの続く今日この頃皆様いかがお過ごしでしょうか?秋が深くなるにつれ、ご飯のおいしい季節がやってきましたね…大根おろしとポン酢で秋刀魚の塩焼きを食べたいブログ担当の田子です。
さて、今回は報告が遅くなってしまいましたが9月に行われた34th JPDU
Autumn Tournamentについて、前半後半に分けて書いていきたいと思います。
前半である今回は①大会結果報告②TD大友久代さんによる寄稿文の2本立てでお届けします。
①
大会結果報告
- Breaking Adjudicators
Fumiko Hirasawa
Hana Muraoka
Haruki Koma
Heyshiro Kanagawa
Julia Sakai
Jumpei Sekiguchi
Maki Minemura
Marc Kasahara
Mitsushi Ono
Narumi Terakishi
Ryota Kosuge
Ryota Yoshii
Ryoya Kurauchi
Sawa Takehara
Takeru Uchiyama
Yuki Oka
-Reserved Breaking Adjudicators
Chiho Hiruta
Maki Motegi
Masako Ishihara
Mayu Yoshikawa
- Best Adjudicator
Mitsushi Ono
-2nd Best Adjudicator
Yuki Oka
-3rd Best Adjudicator
Fumiko Hirasawa
-4th Best Adjudicator
Takeru Uchiyama
-5th Best Adjudicator
Ryota Kosuge
-Champion
Kyoto C
-Grand Finalists
KDS F, Tokyo A, WAD A
-Semi Finalists
KDS C, Hit-U D, KDS A, Tokyo G
-Quarter Finalists
Hit-U F, Tokyo F, KDS I, ICU B, KDS B, WAD
B, Tokyo H, Hit-U A
-Reserved Breaking Teams
WAD C, Tokyo C
-GF Best Speaker
Nobumasa Tagai
-Best Speaker
Keita Kurita
-2nd Best Speaker
Chikara Mizokami
-3rd Best Speaker
Alex Taylor
-4th Best Speaker
Mina Hamada
-5th Best Speaker
Sho Masuda
-6th Best Speakers
Shingo Fujita, Sayaka Nakano
-8th Best Speakers
Shimon Nakayama, Tom Ohtsuka
-10th Best Speaker
Riko Ishimaru
②
TD大友さんによる寄稿文
タイトル:またーだけじゃなくてSocietyのあり方も考えてみよう(^ω^)※長文注意※
こんにちは。お茶の水女子大学3年の大友久代です。
いまさらですが秋Tを終えた所感を綴っております。ほとんど一か月経ちましたが、皆さんはどのような印象を持っていらっしゃるでしょうか。
私はTDとして今回の秋Tを総括する立場にありました。運営に携わったのは当日コミを除けば初めてのことでした。暗中模索状態でしたが他の正規コミのみんな、前任者やJPDU役員のみなさん、ちょいちょい突っついたりプレつっこみをしてくださったCAの倉内さんをはじめとするACのみなさん、当日コミや会場提供していただいた横浜市立大学とICUのみなさん、そしてもちろん参加者のみなさんのおかげで何とか切り抜けられたと理解しています。この場を借りて改めてお礼を申し上げます。
昨年の秋Tを始め、JPDU大会にはさんざん勉強をさせていただいたので恩返しになればと思ってTDを務めましたが、仕事をこなすのが精一杯でなかなかよいパフォーマンスはできなかったな、と反省しつつ、出てきた問題のなかで改善には関わる人全体が考える必要があると思ったことを僭越ながら挙げさせていただきます。
①まずはブレイクラウンドでジャッジの納得のいくdecisionを決めることと、スケジュールをある程度守ることの対立のことです。
基本前者が優先されることを知りましたが、今回遠方からの参加で時間的制約があり、帰らざるを得ない可能性がある人もいたのでそういう場合のことを考えると後者への配慮をしたほうが良いのではないか、そしてそれはコミッティーというよりディベート界全体で考えたほうが良いかと思いました。GFが時間なくてできない、とかGF途中でディベーター帰らなきゃいけない、ということが起こりうる状況でした。単純な疑問ではありますが15分以内、というのはブレイクラウンドには適用されないブリーフィングなのでしょうか。知っている方がいたら教えて欲しいです。
②それから判断しかねる案件が大量発生したので、大会規約が早く実現するとよい、と思いました。どこまでをJPDUの慣習に従い、どこまでを独断で決めていいのかが不明瞭なため判断に苦しむことがたびたびありました。
③もう一つはエバリュエーションシートの有効利用についてです。ジャッジの質を嘆く声が高かった今大会でしたが、個人的には比較的手間がかからないジャッジエバリュエーションシートの返却について、議論されても良いのかなと思いました。もちろん自由なエバリュエーションを阻害する可能性があるなど議論の余地はありますが、ジャッジテスト評価返却等の負担が大きい方法に比して実現しやすいものかと思われます。
GHQで「これ情報の宝庫ですよね」とつぶやかれたエバリュエーションシートの山は、たいていどうにもできずにコミの誰かの家にお持ち帰りされます。
④ 最後になりますが、大変残念なことに、アンケートのコメントに明らかな暴言が入っていたことについてです。匿名性があるのは記名制では言いづらい意見を拾い上げるため、気軽にコメントしていただくためであり、暴言や感情的な発言ができるようにすることにはございません。コミもACも丁寧に一つ一つのコメントを読んでいます。発言する前に受け取る側の気持ちを考えること、要望や苦情があるのであれば相手の精神を逆なでするのではなく、その内容が確実に相手へ伝わるように記載することが早道ですし、たとえ訴える内容こそ正当なものであれ相手を傷つける発言をする正当な理由にはなりえません。一人ひとりが高いモラルを持って参加しないと、大会開催自体が危うくなってしまうのでは、と懸念しています。
以上いろいろ申し上げましたが大変な長文をここまで読んでくださった方、ありがとうございました。
最後に正規コミひとりひとりにお礼を述べたいと思います。お花をもらったのは私でしたが真にrecognizeされるべきはコミッティーのひとりひとりです。
案件が出ると常に議論を進めてくれたVTDやじくん、少数派の経験者として的確に暗黙知を教えてくれたTabのクリニック、バイタリティーに溢れるVtabのさえちゃん、用意するものが多かったにも関わらず大会に出場しながら完璧に揃えてくれたTCしょーかちゃん、いろいろ無理な訂正があってもめげず、当日は他の仕事のサポートまで積極的にしてくれたCDよーこちゃん、驚異の仕事力で会計を回してくれたFDのこんちゃん、そして超ハードモードの当日を乗り切ってくれたMDのタゴちゃん、本当にありがとうございました。
Organizing Committee of JPDU Autumn Tournament 2016 |
お忙しい中素敵な寄稿文を書いていただきありがとうございました。
今回、私自身も秋TにMDとして携わらせていただきました。当日まで、想像もつかなかった案件が出てきたり、大会を運営することの大変さを身をも持って実感し、大会への考え方をいい意味で考えさせられました。そして何より正規コミのみんなをはじめ、新しい出会いがたくさんあり、自分の周りの人にもたくさん助けて頂き、とてもいい経験ができたと思っています。初めてのことに挑戦するとき、不安になったり、一歩を中々踏み出せない時もあるかもしれません。ですが、もしチャンスが巡ってきたのなら、是非コミを経験してみてほしいなぁ…と最近は思いを巡らせております。改めて、今回秋Tに関わって頂いたすべての皆様、本当にありがとうございました。
私事が長くなってしまいましたが、次回も引き続き秋Tの記事をお届けしますので、楽しみにしていただけたら幸いです。